年賀状ってまだ必要?
先日、久しぶりに母に会って言われた一言
「あんた年賀状書いたの?社会人なんだから身内にぐらい書きなさいよ」
その一言に疑問がふつふつと湧いてきたのです。
未だに年賀状を送っている人って多いんですよね。
2016年の元旦年賀状配達数をみると多さが分かります。
17億4200万通!!
(2016(平成28)年年賀郵便物元旦配達物数)
ただ、
年賀状ってまだ必要なの?って思うわけです。
そもそも、年賀状を書かなければならない背景ってなんでしょう。
社会的なマナーとか礼儀、近況報告のためとか様々な理由があると思いますが、
年賀状を1枚書くのに使う労力を考えると見合った理由でしょうか。
年賀状を書くのに使う労力
1.年賀ハガキ:ハガキを買う⇒書く⇒ポストに出す
2.SNS、LINE:書く⇒送る
3.年明けに会う:言う
SNSやLINEで年賀メッセージを送ったほうが圧倒的に速いし、
無駄な労力がないんですよね。LINEだったらスタンプ1個押すだけで済みます。
会社の上司やお客さんにそんなことできないでしょ!って思うひとは、
3.年明けに会う がおすすめです。
別に会ってから「あけましておめでとうございます。」でいいんじゃないですか。
そもそも、先取りして言わなきゃいけないってことないですよね。
しかし、一方こんな人もいるのでは
「相手から年賀状が来たのに送らないのって申し訳ないし気まずいよ~!」
「親友とか親戚とか送ってくるの分かってるのに無視できないよ~!」
その気持ち分かります。僕も昔もそう思って、せっせと書いていました。
しかし、送ってくれる人の中で自分から送りたいと思える人は何人いるでしょうか。
僕は数人でした。そして、その数人は僕のことを理解してくれている人です。
なので年賀状を書くのを止めても、送ることを強制されたりはしません。
そのときに思ったのが
親しい人にこそ年賀状を書かない ということです。
年明けに会って話しながら、ついでのように「あけおめ!」って
言うほうがなんだか心地良いのです。
我慢して書く年賀状で繋がるよりも
心地よいコミュニケーションが一番、相手との繋がりを大切にしている
瞬間なんじゃないかなぁって思ったりするんです。